北海道旭川市で6月30日、生後4か月の男の子が約1時間30分にわたり車の中に放置される事件がありました。
この時期危険なのは熱中症です。深刻な場合は死に至ることもあります。
6月30日の旭川市は最高気温25℃の夏日。生後4か月の男の子は1時間30分もの間、車内に放置されていました。
警察は保護責任者遺棄の疑いで旭川市の自称・解体業の20歳の男と同居する19歳の事実婚の妻を逮捕。
2人は6月30日正午ごろ、市内のパチンコ店の駐車場で車内に長男を放置した疑いが持たれています。
2人は当時パチンコをしていて、調べに容疑を認めています。
車は窓が閉め切られ、エンジンはかかっていませんでした。
パチンコ店の客が「子どもの泣き声がする」と従業員を通じて警察に通報し、事件が発覚しました。
水上 孝一郎 記者:「6月30日と同じぐらいの暑さとなっている7月1日の旭川市。車内に1時間設置した温度計を見てみると、32度と外よりも暑い状況です」
幸い男の子は命に別条はなくケガもありませんでした。
しかし、最悪のケースも。
6月29日夕方、大阪府富田林市の集合住宅の一室で2歳の女の子が死亡しているのが見つかりました。
警察は女の子を放置した疑いで、祖母の女と同居する男の2人を逮捕しました。
死因は熱中症でした。
夏を迎え子どもの熱中症のリスクが高まっています。
円山ため小児科 多米 淳 医院長:「外遊びで子どもは熱中する。暑いから助けて欲しいとか体調が悪いと訴えられない場合も」
子どもの熱中症は室内外問わず、どこでも起こりえると注意を促します。
その対策は。
多米 医院長:「保護者がきちんと見守りをする。休憩や水分を取ることをさせていく」
暑さを訴えるのが難しい子どもの熱中症対策。
たとえ短時間でも子どもから目を離さないことが大切です。
ソース
中学生が不審な凍死を遂げても何とも感じない北海道だけあって
「熱駐症 ゼロプロジェクト」も浸透していないのですね。
【日産自動車株式会社 2020/07/22】
熱駐症 ゼロプロジェクト by NISSAN No more #CarHeatStroke
https://www.youtube.com/watch?v=bJigStBBT_0
※映像内ではCGを使用した変化の演出・加工は行っておりません。