パチスロ「天国ループ率98%」の激アツ！ 平均獲得枚数1000枚オーバー機も発表!! – パチマックス

■予想外の発想でユーザーを楽しませるメーカー「岡崎産業」

　128ゲーム以内に必ずATに当選する『HIT128』や、業界初の「おしゃべり」スロットとして話題となった『みうのおしゃべりパチスロ』などを発売しているメーカー「岡崎産業」。

　このメーカーから送り出されるパチスロ機はいい意味で「斜め上」をいっており、いつもパチスロユーザーを驚かせてくれます。

「ネオストック機」として発売された『スペシャルジャックポット』もその1台。本機はボーナスのみのノーマルタイプですが、内部状態によりボーナスの出現率が変化する特殊な仕様となっています。

　内部モードは通常A・通常B・天国の3種類でボーナスを揃えられる確率は滞在モードで変化。天国モードのループ率は67%～98%と激アツです。

　演出は7セグでおこなわれるシンプルなタイプ。奇数が揃えばボーナスとなり、偶数が揃えば天国モードを示唆する「ジャックポットタイム」か「スペシャルジャックポットタイム」へ突入します。

　BIGボーナスは簡単な手順で最大311枚を獲得することができるので、連チャンしたときの出玉感はなかなかでした。今でいう「リノタイプ」に近い本機ですが、当時「4号機のようにボーナスが連チャンする」と話題になったのでした。

■平均獲得枚数は1000枚オーバー!?

　そして同じく岡崎産業から発売された『マジックスパイス』も「クセスゴ」な1台でした。本機には「マジックラッシュ」と呼ばれるRTが搭載されていて、「プレミアムスパイスボーナス」と「スパイスボーナス」後に突入します。

　このRTの終了条件は1枚役入賞と特殊リプレイの入賞でボーナスでは終了しません。1枚役は成立時にナビをしてくれるので回避することができるのですが、特殊リプレイは回避することができません。しかし「プレミアムスパイスボーナス」後は特殊リプレイがほぼ成立しないため、RTのロング継続状態となります。

　さらにRT中は「マジックゲーム」と呼ばれるボーナスが約1/46で成立し出玉を加速させます。通常時にも「マジックゲーム」は成立しているのですが、押し順が発生しないので出玉を増やせずおまけ程度にしかなりません。

「プレミアムスパイスボーナス」の平均獲得枚数は約1000枚とされているにも関わらずその出現率は約1/1236～1/840(設定1～6)と、それなりに引きやすい数値になっているのが特徴的でした。

　しかし、そのシステムの複雑さゆえに…。一部ユーザーからは支持されていましたが、そこまでの評価を得ることはできずに引退することになってしまったのです。

　今回ピックアップしたのは、私の中では忘れることのないできないマシンたちです。岡崎産業には、これからもクセの強い機種をどんどん開発してほしいものですね。

(文＝いかするめ）

<著者プロフィール>

　パチンコ・パチスロ共にプレイするヘビーユーザー。バラエティコーナーに設置された機種やマニアック台を好んで遊技している。NET、平和の機種が好きでお気に入りは『アカネ55』と『CRぱちんこRio2 RainbowRoad』。アニメ系・萌え系台が好きなのに相性がよくないことが最大の悩み。

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